3日目は、少しロンドンをぶらつこうと、街へ繰り出した。街歩きには、当然英語を使う場面が多い。日本人は、英語を話すことがはずかしいと思ってしまう悪いクセがあると思う。僕も、周りがネイティブだと余計に、日本方言の英語を使うのは恥ずかしい。
そんな時は、PUBへ行こう。
「ビール!!」
「Pardon?(なんて?)」
オーケイ。僕は意を決っし
「ビァ!!」
銘柄は、適当に指差せば問題ない。アルコールが入ってしまえば、羞恥心とはおさらばだ。
旅の恥はかき捨て!!PUBへ行け!!
テムズ川沿いを歩けば、ロンドンの観光地のいろんな所へアクセスできる。時計塔から、テムズ川へ出て、ロンドン塔へ向かって歩く。ロンドン塔は幽霊が良く見れるらしい。
有名な橋が見えてきた。
「 ロンドン橋落ちた、落ちた、落ちた、ロンドン橋落ちた、ロンドン橋♪ 」
この橋は落ちてません。
この橋の名前は、「タワーブリッジ」。恐らく、 世界で一番名前を間違われる橋だ(当社調べ)。
ロンドン塔と呼ばれる心霊スポットを見学するも、鳥肌ひとつ立ちはしなかった。幽霊にも国籍があるのではなかろうか。今の所、心霊的な意味でここはやばいと思うような海外のスポットには出会っていない。
ロンドン探索をしていると日が暮れてきた。そろそろ夕飯だ。あの悪名高きロンドン飯だ。
何を食べたいか決まっていないし、レストランが見つけられない。取りあえず、PUBへ行こう。
「フィッシュ エンドゥ チップス ワン!。エンドォー ギネス、ハーフパインド、プリーズ!!
流暢な英語で注文をすれば、美味しいディナーにありつけるだろう。
料理が運ばれて来る。思っていた以上に魚がでかい。そして味が薄い。魚の揚げ物をビネガーやタルタルで味をつけいただいてみる。
イギリスの料理は不味いとよく言うが、うわさに違わず美味しくはなかった。食べれなくは無いが。
恐らく、イギリス人は塩の使い方を知らないのではないだろうか。そんな事を考えながら、白身フライを口に含み、ギネスで流し込む。
オエっ!!!
ギネスも不味い。イギリス人はアイルランドが嫌いすぎてワザと不味く提供していると思うレベルの味だ。生臭い魚の風味が漂うギネスはとてもじゃないが飲めたものじゃない。
初めてギネスを飲んだが、完全にトラウマだ。