命は大切だ。命は戻らない。
命が大切な理由はなんだろう。
戻らないから。尊いから。終わりがあるから。
それはその通りである。
だが、命の意味こそ、存在理由こそ尊いのではないかと思うことが在る。
過去の人々は命を散らしていったが、それがあって今が在る。
一人一人の命が何かを成してきて、死んでいったからこその今なのだ。
だから、私は命の使い道というものを考えることがある。死に場所がどこにあるのか。何のために死ぬのか。
無駄死にはもちろんよくない。生きるのが嫌だからという理由で死ぬのも全くよくない。そんな理由で死ぬぐらいなら逃げるべき。そして大切だと思うものの為に命を使うべきだ。
この国のこの平和もいつまで続くのか。大災害が発生したりしないのか。
普通に生きることこそ、未来に何かしらの意味があるのかもしれない。そして、ここぞというところで死んでいくことで、子々孫々の代の平和な未来があるのかもしれない。
まぁまずは、子々孫々を用意しなきゃいけない。それまでは死んでも死にきれないか。