モットーはタイミングである。この世界の物事は全て様々な事象とタイミングが織り成す水面のようなものだ。波を逃さないことこそ大切だ。行けるときに行かねば、行けなくなる可能性すらありえる。
3連休を使い、韓国に住む友人を頼りに韓国へ。
韓国は飛行機で3時間ほど。近すぎる。
成田を21時ごろに出発して0時ごろに到着した。電車は既に終わってて、タイミング悪く高速バスもめちゃくそ渋滞していた。始発を待つか、タクシーのるかでどうしようかと考えていると、イタリア人がタクシー乗りあわないかと声をかけてきた。
何人かで乗れば安上がりだろうと話に乗っかる。僕は英語も韓国語もできないから荷物を預かり待機。イタリア人が仲間を探す係りだった。
するとすぐにタイ人の彼女と韓国人の彼氏というカップルが話に乗ってきた。4人でタクシーを止め乗り込む。ネイティブがいれば安心だ。1時間ほどでソウル駅に到着した。タクシー内で、韓国人に中国人?と聴かれて冷や汗かきながらうんと答えた。ばれてると思うけど一応ね。
韓国深夜で6時間程度時間をつぶして、朝、友人と合流する予定である。
ということでトラハルバンという健康ランド的なところでシャワーを浴びて仮眠をとることにしていた。
ソウル駅前にあるトラハルバンに泊まりにいく。
外国の浴場施設は初めて入る。衛生関連は日本が本当にベストだなぁと再確認。
トイレと風呂場に仕切りがないというのが、結構堪える。脱衣所とトイレももう少し仕切りが欲しい。
でも値段の割には過ごしやすく快適だった。
かっこいいバイクなんやろ車種。
アジアだなぁ。ごみごみした集合住宅。
期待を裏切らない。玄関先の植木鉢に唐辛子が。
電線ごちゃごちゃに監視カメラ。色あいがいい。
現地のオバチャンズ。アジアやなぁ。
料理屋さん。店前の道路にむけてダクトをとおし排気をしている。これがいいにおいを撒き散らす。いい作戦だなぁ。
デリムという街。ここは朝鮮族が多く、少し殺伐とした街とのこと。
道先では、さとうきび?を向いているおばさんが。
マクワウリの移動販売。
唐辛子量り売り
韓国にきてまともな飯はまだ食べていなかった。腹へったなぁご飯やさんの看板で興味があるものを探す。朝鮮族は中国語をつかうことも多いため、看板も漢字だから何となくわかる。
『狗肉』
そんな看板が目に飛び込んできた。そういえば、韓国は狗を食べる習慣がある。
食文化は多様で、何を食べているとしてもそれは文化である。そもそも日本人は外国人に責められる側の人間だ。鯨だってフォアグラだって鰻ゼリーだって何だって食べていいんだ。命に感謝さえしていれば。
そんなこんなで、僕と友人は狗肉料理屋へ入っていた。
味はヤギに近いかなぁ。とろとろした謎の部位はクリーミーすぎてうけつけなかったが、肉はまぁ食べれなくは無いという感じ。ただ、箸は全然進まなかった。なんとか完食という感じ。
僕の初韓国。初料理は狗鍋でした。
朴槿恵元大統領を釈放せよという右派のデモをしていた。この場に漂うエネルギーには独特な雰囲気を感じた。おもしろい。
空気公団が韓国でライブをしたときの映像と最高の音楽をどうぞ。この曲本当に好きで、レコードを買った。僕には何にもないよ。だからどこにでも行けるのさ。
ソウルに残る最後のスラムへ。
月村というらしい。朝鮮戦争後に造られた街。ここが韓国の原風景である。
練炭を運ぶようのリアカー。この街ではまだ、練炭で暖をとっている。
山間にあるスラム。向こう側にはソウルのマンション群が。
美しい煉瓦模様。
根が磐石でこそ枝が栄える。
スラムはもう取り壊され再開発されることが決まっている。引越しをする家が増え、郵便物が溜まっている。
もちろん繁華街も行ってみた。ホンデの居酒屋でひたすら生マッコリを飲む。アルコールが弱くて悪酔いしないから結構いいかも。
アジアは好きだ。人の生活がすぐ隣にあるから。