花の都フィレンツェに夏がやってきた。

イタリアの観光地は、高級ブランドのショップが多い。この橋も宝石や時計などの高級品ショップばかり。

フィレンツェの街を散策する。少し休憩したければ、カフェテリアで、甘く美味しいティラミスとコーヒーを。

黄昏時には丘の上に登る。白っぽい教会が橙色に染まっていく光景を眺めながらフィレンツェの夏を過ごしていた。

夜の帳が下りる頃、丘を下れば、街には夜の活気が渦巻きだす。アイリッシュパブには、フィレンツェ在住のアイルランド人が集まって故郷の歌を合唱していた。歌は故郷の思い出だ。僕らは異国の地で何を歌うだろう。

異国の地のメリーゴーランド。何故か物悲しく寂しい気分になってしまう。偲ぶ思い出もないはずなのに。

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