愛されたい。

愛したい。

愛してる。

これら、よく聞く愛をつかった例文だ。私も、愛されてーというボヤキでしか愛を使ったことがない。

上記の使い方から、イメージできる愛の特徴を考えてみる。

  • 愛は、モノのように欲しがれる。
  • 愛は、自分から切り離して相手に渡せる。

これらが本当に愛の特徴なのか?

私は、愛の正体を漸くおぼろげながら掴んできた。

まず、上記の例文のような通常に使われる愛という言葉は、愛がもたらす心の動きを愛というジャンルにいれて読んでるだけにすぎないように感じる。愛によって、生み出される心の動き、愛の副産物を「愛」と定義しているのだ。

愛は、湧いてくるもののように感じる。心のどこかから湧いてきて、心が常に愛で湿っている。

愛は相手から渡されるものではなく、自分の心からしか湧いてこない。

愛は、渡せるようなものでないのではないだろうか。ただし、愛を伴った心の動きを行動や言葉で伝えることはできるのだろう。

上の絵は、モロッコはカサブランカで見つけた絵だが、ここにきて理解が深まってきた気がする。

愛とは、心の水源から湧きだす液体のようなものだ。そして愛するものを包んでいく。あくまで己の心の中で。

ただし、まだ愛を受け取ったことはないし渡すことをチャレンジしたこともないので、本当は切り離して渡したり受け取ったりできるのかもしれない。今後の課題だ。

もっと言えば、愛がどのような輪郭なのかはわかってきたが、中身はこれぽっちもわかっていない。

今後も、愛の言語化の挑戦を進めていこうと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA