軍隊の広告じゃないかな。なんだかソ連とか共産圏を思い浮かばせるデザインだと考えていたが、自衛隊の広告を思い出し苦笑いをしていた。ぼくはこの広告を見て軍隊を思い浮かべたが、自衛隊の広告を外国人が見てもアニメの広告だと勘違いしてしまうのではないだろうか。まぁ外国人が自衛隊に入るわけでもないのだから問題はないのだけれど。
後日調べてみたら、セキュリティ会社のもののようだ。まじめに考察なんかしてアホらしいな。やれやれ。
薬局のようなBARかBARのような薬局か。結論はでないが、どちらも人間を苦痛から逃がす役目があるのだから結局のところ同じことなのかもしれないな。
標識って街中にあるとポップで目立ってかわいくないっすか
ハモンを頼む。こいつはビールといただくとしよう。イベリコハモンはスペインで食べた中でもピカイチだった。
セビリアの川沿いのBARで飲んだモヒート。今まで飲んだどこのモヒートよりも美味しくてぶったまげた。こういう出会いがあるからぶらぶら散歩はやめられない。
スペイン広場へ行くと階段で弾き語りをしている男がいた。しばらく階段でたそがれながらフラメンコのリズムに身をゆだねた。僕は、個人作成のCDが大好きだ。この音源を持っている人間は限られているという事実がコレクター気質にぐっとくる。
この男はCD一枚10ユーロだという。まさしくお手製のCDであり、ためし聞きもできないのだから本当に再生できるのかどうかも不明なシロモノである。だが、数少ない現金をはたいて購入してしまった。この男の声は美しかった。
Flamenco de la Vuelta from Viva La Zoom on Vimeo.
あとで調べてみたら結構なの知れたミュージシャンだと、どうりで心惹かれるわけだよ。あの歌声に。
別の踊り場ではフラメンコを踊る人たちが。チップをたくさん弾み写真をパシパシ。
こういうところでケチってはいけない。ピンが合ってないのはご愛嬌。
タイル模様はけっこう色々写真を撮ってしまうお気に入りの被写体なんです。
次の日、南へ向かうバスに僕は乗り込んでいた。タリファと呼ばれる町から高速船でジブラルタル海峡を渡るためである。
タリファはオーシャンスポーツなどでにぎわうリゾート地のようだ。白い壁の建物に囲まれて歩く。スペインの太陽が名残惜しく感じてきた。バルセロナなども行ったけど僕はアンダルシア地方がスペインで一番のお気に入りかもしれない。
なんかスペインいると山崎まさよしを聴きたくなってくる。なぜだろうか。
何処まで行けばいいのかなんて 誰にも教えてほしくないのさ
さびしい夜は君を想う 面影だけでも抱かせて欲しい 黄金色の街で便りを書く 飛行機雲を見て
ジブラルタル海峡から太陽の沈まなかった国を望む。さてモロッコだ。