セイロンティーの産地、セイロン島、又の名をスリランカへ行く機会をいただいた。大学卒業の前祝という名目で祖母とツアー旅行へ行く事になったのだ。旅、時々介護といった感じだろうか(コラッ)。

 いやぁお金持ちは凄い。スリランカへツアーに行こうなんていうおじさま、おばさまは金銭的に裕福かつ、ヨーロッパやアメリカなんていう普通の国には既に行ったなんて人ばかり。会話内容は、パリの広場の話とかなんとか、ぼくは、これっぽちもわかりません。20代は僕一人なもんで、なかなかよくしていただいた。ランチやディナーの時はビールをおこぼれで必ずいただき、買い物しようものなら祖母が財布を開くという、至れり尽くせりの旅行だった。結局一回も自分で財布を開くことはなかったけど、字面にすると情けなさを感じるなぁ。

 セイロン島は美しく、どこかイギリス情緒を感じる国だ。仏教徒が多く、ヒンドゥーの力強いエネルギーとは異なり、穏やかなエネルギーがゆっくり循環しているような気がした。今でこそ、インド洋に浮かぶ南国にはゆっくりとした時が流れているが、少し前まで内戦をしていたという。

 海外旅行の醍醐味の一つはトラブルだ。持っている知識と能力、そして運を使って、旅を乗りこなした時の快感は凄い。だが、ツアーだとどうにもそれが起こりにくい。

 スリランカでのトラブルなんて、精々ボロ宿が雨漏りして、ランクアップしたシティホテルに泊まれることになったことぐらいだろう。

 だから、旅先での出会いについて少し写真を見ながら思い出すことにしたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA